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『ホリディ』を観ました
あまり、頻繁に映画を見ない私。
ひょんなことから、『ホリディ』を観ることになりました。
本当は『ナイトミュージアム』を観る予定だったんだけど、なんか映画館の入り口まで来て「『ホリディ』にしたいんだけどいい?」と友達に聞きOKをもらいました。
感想は「おもしろかった〜」。
基本的にラブストーリーは好きなんですよね。ラブコメならなおさら。
リアリティとかCGがどうとかそういう映画の技術は興味ない。
楽しくてハッピーならいいのです。
そして、ちょっぴり感情移入できるもの…これですよ、これ。
前に『プラダを着た悪魔』を見たときは、実はイマイチだったんですよね。
私の好きな女性が仕事をバリバリこなして、頑張って夢を実現させるっていうお話なんだけど、何かイマイチだった。
メリル・ストリープはすっごく素敵だったんだけど。
今回はビンゴでした。
私的な感想をつらつらと。
まず、ケイト・ウィンスレットにじわぁ〜と感情移入。
どうして、あんな男を好きになっちゃうの!?
頭では分かっていたとしても、ちょっとした彼の言動に心が動く…。
傍から見たら、「すっぱり、あきらめちゃいなさいな」って話なんだけどね。
ちょっと不満なのが、ジャック・ブラックのオイシイ出番が少なかったかなぁと言うこと。
もっと、ケイトとの絡みを見たかったなぁ。
なんとなく、ラブラブモードのお話はキャメロンの方がウエイトが重かった感じがしてね。それはそれでいいんだけど。
ジャックがやっぱり素敵な男性を演じていたので、もっと見たかったなぁ。
そして、ジュード・ロウ。
言わずもがな、素敵なハンサムさんです。
女ったらしのような軽いハンサムじゃなくて、しっかりしたハンサム。
(分かりにくいかもしれないけどね)
あと、めがね男子萌えとしては見逃せないのが、彼の黒ぶちめがね。
大きからず、小さからず、黒ぶちなのにダサくなくしっくりマッチしていて、それをかけた瞬間うっとり…。
コンタクトをなくしたから、めがねをかけたというシチュエーションにも激しく萌え!
見た目ばっかりになっちゃうけど、私は胸毛のある男性はどちらかというと苦手なのですが、ジュード・ロウの胸毛は何があっても許せます(笑)
あと、ネタバレになっちゃうので、はっきり言えないんだけど、彼の役の家庭環境(?)が私の心にぎゅ〜んとくるものがあって、もうそれがたまらなくて…。キャメロン・ディアスの心の揺れに私がシンクロしそうだった。
気が付いたら、泣いていたんだよね〜。
泣くような映画じゃないんだよ。泣くような場面なんか一つもないんだけど、泣いていた。
友達が??って感じだった。
胸がキューンとなって、見ていられなくて画面から目をそらす時もあった。
でも、最後はハッピーな終わり方で、でも、現実だったらこれで終わりじゃないんだよなぁって思ったけど、幸せ結末ならいいんです。映画だもん。
彼女たちはこれからが始まりで、また新しい世界が広がって行くんだなって、思った。
『ホリディ』の場合は失恋をきっかけに自分を変えていく。
どんな形であれ、自分をよりよく変えていくために「きっかけ」が必要なんだなぁって、思った。
きっかけがないと、なかなか前に進むことができないものね。
新しいことの連鎖反応で、どんどんポジティブになっていく彼女たちを見ていてすごく、気持ちはよかった。
何はともあれ、いい映画でした。
三十路前後の女性に特にお勧めです!
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